しそは料理のお飾りだったり薬味だったりと隅っこにチョコッと添えられる存在ですが、実はダイエット効果があるんです。
しそは一年中スーパーで売られていて、季節感が余りありませんが夏が旬の食材で、ハーブに属しているんですね。
独特の香りがたまらないのですが、これから夏に向かって生育が早く、育てやすいのもあり薬味としてプランターで育ててみるのもいいと思います。
そんなダイエット効果のあるしそ(大葉)について詳しく解説していきますので、最後までお読みくださいね。
しその栄養素
しそは一般的には大きな栄養価は持っていませんが、それでもいくつかの栄養素を含んでいます。以下に、一般的な大葉の栄養素をいくつか挙げます。
ビタミンC
しそにはビタミンCが含まれています。ビタミンCは免疫機能の維持や抗酸化作用に関与し、体内の組織や細胞を健康に保つ役割を果たします。
カロテノイド
しそにはカロテノイドが含まれています。カロテノイドは抗酸化作用を持ち、細胞のダメージを軽減する役割があります。また、特にβ-カロテンは体内でビタミンAに変換されるため、視力の維持や免疫機能の向上に役立ちます。
フラボノイド
大葉にはフラボノイドも含まれています。フラボノイドには抗酸化作用があり、炎症の軽減や心血管疾患の予防してくれる可能性があります。
フィトケミカル
大葉には様々なフィトケミカルが含まれています。これらの化合物は植物由来の栄養素であり、抗酸化作用や抗炎症作用を持つことが知られています。
ただし、大葉の栄養価は他の野菜や葉物野菜に比べると比較的低いと言われています。栄養価をより豊かにするためには、他の栄養素の豊富な食材と組み合わせることをおすすめします。
例えば、大葉をサラダやスムージーに加えることで、他の野菜や果物の栄養価を補うことができます。しそ(大葉)は、アジア料理で広く使用されるハーブであり、特有の香りと風味を持ちます。
以下に、しそ(大葉)の栄養素を詳しくご説明します(100グラム当たりの値)
エネルギー | 37 kcal |
タンパク質 | 2.3 g |
脂質 | 0.6 g |
炭水化物 | 6.7 g |
食物繊維 | 2.6 g |
ビタミンC | 29 mg |
ビタミンK | 556 μg |
ビタミンA | 2904 IU |
フォリック酸 | 105 μg |
カルシウム | 211 mg |
鉄 | 3.2 mg |
マグネシウム | 47 mg |
カリウム | 562 mg |
しそにはビタミンCやビタミンK、カロテノイドが豊富に含まれています。ビタミンCは免疫機能のサポートや抗酸化作用に関与し、ビタミンKは血液凝固や骨の健康に重要です。
また、カロテノイドは抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから保護する役割があります。 また、カルシウムや鉄といったミネラルも含んでいます。
カルシウムは骨や歯の健康に重要であり、鉄は血液の酸素運搬やエネルギー生成に作用します。 さらに、しそは食物繊維を含んでおり、消化を促進し便通を改善する効果もあります。
しそは他の食材と組み合わせて使用することで、料理に風味や栄養価を追加することができます。その香り高い葉っぱは、サラダ、巻物、鍋、スムージーなどさまざまな料理に利用されています。
他の野菜との比較
以下に、しそ(大葉)を他の一般的な野菜と比較した場合の栄養価の違いを詳しくご説明します。以下の比較は、一般的な野菜の代表的な値として示されています。
ビタミンC | ビタミンK | ビタミンA | カルシウム | 鉄 | 食物繊維 | |
しそ(大葉) | 29 mg | 556 μg | 2904 IU | 211 mg | 3.2 mg | 2.6 g |
レタス | 2 mg | 57 μg | 3610 IU | 35 mg | 0.5 mg | 1.3 g |
ほうれん草 | 28 mg | 483 μg | 9377 IU | 99 mg | 2.7 mg | 2.2 g |
ブロッコリー | 89 mg | 101 μg | 623 IU | 47 mg | 0.7 mg | 2.6 g |
キャベツ | 36 mg | 76 μg | 76 IU | 40 mg | 0.5 mg | 2.5 g |
上記の比較からわかるように、しそ(大葉)はビタミンCやビタミンK、カルシウム、鉄などの栄養素の一部で他の野菜と比べて優れていることが分かります。
ただし、他の野菜にもそれぞれ特徴的な栄養素が含まれており、バラエティ豊かな野菜を摂取することが重要です。
また、個々の野菜の栄養価は品種、成長環境、調理方法などによっても異なる場合があります。したがって、実際の数値は個別の食材や調理法によって異なる可能性があります。
しそ(大葉)は他の野菜と比べて特にビタミンKやカルシウム、鉄の含有量が比較的高いです。ビタミンKは血液凝固や骨の健康に関与し、カルシウムは骨や歯の形成に重要であり、鉄は酸素運搬やエネルギー生成に関与します。
一方、しそ(大葉)のビタミンCの含有量は他の野菜と比べるとやや低めですが、それでも一定の量が含まれています。ビタミンCは免疫機能の維持や抗酸化作用に関与します。
食物繊維もしそ(大葉)には含まれており、消化を促進し便通を改善する効果があります。
しその美容の作用とメリット
抗酸化作用
しそには抗酸化作用があり、ビタミンCやカロテノイドなどの成分が含まれています。抗酸化作用により、体内の活性酸素を中和し、細胞の酸化ストレスを軽減することができます。これにより、肌の老化やダメージを防ぎ、健康な肌を保つことができます。ビタミンCの働き
しそに含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性やハリを維持する助けとなります。また、ビタミンCはメラニンの生成を抑制するため、シミやくすみの予防にも役立ちます。ビタミンKの効果
しそには豊富なビタミンKが含まれています。ビタミンKは血液凝固を助けるだけでなく、肌の健康にも関与しています。適切なビタミンKの摂取により、血行が促進され、肌のトーンや質感の改善が期待されます。抗炎症効果
しそに含まれるフラボノイドやフィトケミカルは、抗炎症作用を持つとされています。炎症は肌トラブルやアンチエイジングに悪影響を及ぼす要因の一つです。しその成分による抗炎症効果により、肌の炎症を軽減し、健康な肌状態を維持することができます。ビタミンAの効果
しそに含まれるビタミンAは、肌の再生と修復をサポートする役割があります。また、ビタミンAは皮脂の過剰分泌を抑制し、ニキビや吹き出物の予防にも効果的です。
これらの効果により、しその摂取は肌の健康維持や美容効果に寄与することが期待されます。
ただし、美容に関しては個人の肌質や体質によって効果や効能が異なる場合があります。個人の肌の状態アレルギーの有無などを考慮し、適度な量で摂取することが重要です。
なお、しそは食材として摂取するだけでなく、外部からの利用方法としても利用されています。例えば、しその葉を使ったスキンケア製品やエッセンシャルオイルの成分としても使用されています。
ただし、これらの製品については製造元の指示に従い、適切な使用方法を守ることが重要です。 美容目的でしそを利用する際には、バランスの取れた食事や健康的なライフスタイルと併せて継続的な摂取が重要です。
また、個人の体質やアレルギーに合わせて摂取量を調整することも忘れずに行いましょう。 最終的には、美容の目的に合わせてしそを取り入れる方法を選ぶことが重要です。
もし特定の美容効果を求める場合は、医師や美容専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
しその保存方法
冷蔵庫での保存
新鮮なしそを保存する場合は、冷蔵庫での保存が最適です。しそを使わずに保存する場合は、葉をきれいに洗って水分を十分に拭き取り、キッチンペーパーや乾燥した布で包みます。
それをジップロック袋や密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。こうすることで、しその鮮度を保ちながら数日間保存することができます。
冷凍保存
しそを長期保存する場合は冷凍保存が適しています。
まず、葉を洗って水分を十分に拭き取り、個々の葉を乾燥させます。 次に、乾燥した状態でジップロック袋や冷凍用の密閉容器に入れ、冷凍庫に保存します。解凍する際には、必要な分量を取り出し、冷蔵庫で解凍するか、直接調理に利用します。
冷凍保存によってしその風味や栄養素を保ちながら、長期間保存することができます。
乾燥保存
しそを乾燥させて保存する方法もあります。葉をきれいに洗い、水分を十分に拭き取ります。次に、葉を束ねて風通しの良い場所に吊るし、直射日光を避けて乾燥させます。
完全に乾燥したら、葉を細かく砕いたり、粉末にしたりします。乾燥したしそは密閉容器に保存し、風味や香りを保ちながら長期間保存することができます。
しそを保存する際には、できるだけ早く処理し、新鮮な状態を保つことが重要です。保存容器は密閉性の高いものを選び、清潔な状態を保つようにしましょう。
しその注意点
しそを摂取する際には、以下の注意点に留意することがあります。しそに対してアレルギー反応がある場合は注意が必要です。しそに含まれる成分に対して過敏症がある場合、かゆみや発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状が現れる可能性があります。
アレルギー症状がある場合は、摂取を控えるか医師に相談してください。
食材との相互作用
しそは一部の食材と相互作用を起こす可能性があります。特に抗凝固薬(ワルファリンなど)を服用している場合、ビタミンKの含有量が多いしその摂取によって凝固時間が変化する可能性があります。
薬物治療中の場合は、医師や薬剤師に相談し、適切な摂取量やタイミングを確認してください。
食材の衛生面
しそは生のまま使用することが多いため、食材の衛生面に注意が必要です。新鮮なしそを選び、必ず洗ってから使用しましょう。また、保存時にも清潔な容器を使用し、適切な温度や湿度で保管することが重要です。妊娠や授乳中の摂取
妊娠中や授乳中の場合は、しその摂取について医師に相談することをおすすめします。特に妊娠中のビタミンKの過剰摂取は、赤ちゃんの血液凝固能力に影響を与える可能性があるため、適切な摂取量を確認することが重要です。
これらの注意点に留意することで、しそを安全に摂取することができます。個人の状態やアレルギーの有無によって異なる場合があるため、疑問や懸念がある場合は医師や栄養士に相談してください
しそを使ったダイエット効果のあるレシピ
しそチキンラップ
【材料】
- 鶏むね肉(薄切り):100g
- しその葉:4〜5枚
- きゅうり:1本(千切り)
- ハーブソルト:適量
【作り方】
- 鶏むね肉にハーブソルトを振り、グリルやフライパンで焼きます。
- しその葉を一枚ずつ取り、鶏むね肉の上にのせます。
- 千切りにしたきゅうりをのせ、しっかりと巻きます。
- ラップで包んで冷蔵庫で冷やし、冷えたら食べごろです。
しそサーモン巻き
【材料】
- 生サーモン:100g
- しその葉:4〜5枚
- キャベツやレタス(千切り):適量
- しょうゆ(低塩):少量
【作り方】
- 生サーモンを薄切りにし、しその葉の上に広げます。
- 千切りにしたキャベツやレタスをのせ、しっかりと巻きます。
- しょうゆを少量たらし、食べやすい大きさに切って完成です。
しそ豆腐サラダ
【材料】
- しその葉:8〜10枚(千切り)
- 絹豆腐:200g
- きゅうり:1本(細切り)
- 酢:大さじ1
- しょうゆ(低塩): 小さじ1
- ごま油:小さじ1/2
- 白ごま:適量
【作り方】
- 絹豆腐をざるにのせ、水気を切ります。
- しその葉、きゅうり、絹豆腐をボウルに入れ、酢、しょうゆ、ごま油を加えてよく混ぜます。
しそヨーグルトドレッシング
【材料】
- プレーンヨーグルト:1/2カップ
- しその葉:5〜6枚(みじん切り)
- レモン汁:小さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 黒こしょう:ひとつまみ
【作り方】
- プレーンヨーグルトをボウルに入れ、しその葉、レモン汁、塩、黒こしょうを加えてよく混ぜます。
サラダや野菜のドレッシングとして使用するか、サンドイッチのソースとして利用します。
しそ茶漬け
【材料】
- ごはん:1杯
- しその葉:4〜5枚(みじん切り)
- しょうゆ(低塩): 小さじ1
- 鰹節:適量
【作り方】
- 温かいごはんをボウルに盛り、しその葉、しょうゆを加えてよく混ぜます。
- 鰹節をトッピングし、お湯や出汁を注いで茶漬けとして楽しんでください。
しそチアプディング
【材料】
- チアシード:大さじ2
- アーモンドミルク(または豆乳):1/2カップ
- しその葉:2〜3枚(みじん切り)
- ハチミツ(または甘味料):好みで
【作り方】
- チアシードとアーモンドミルクをボウルに入れ、よく混ぜます。
- しその葉を加えて再度混ぜ、冷蔵庫で1〜2時間程度寝かせます。
好みでハチミツをかけて食べるか、トッピングとしてフルーツやナッツを加えて楽しんでください。
これらのレシピは、しその健康効果を生かしながら、ダイエット中でも美味しく食事を楽しむことができるものです。
食材のバリエーションや味付けの調整は、個人の好みや食材の在庫に合わせて自由にアレンジしてください。
また、他のヘルシーな食材と組み合わせることでさらに栄養価を高めることができます。ダイエット中は適切なカロリー管理や食事のバランスにも注意しながら、これらのレシピを楽しんでください。
まとめ
いかがでしたか?
しそは一年中スーパーで購入できるので季節感がありませんが、夏が旬なためしそがさっぱりとした味わいになることで食欲が増します。
逆に食欲がない場合はしそが入っているだけで食が増し、しその独特の味わいはアロマ効果もあり病みつきになります。
しそにはダイエット効果があるのは植物繊維があることで便通が関係しているようで、たくさん摂取して促してくれるのを期待したいですね。
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