毎日忙しいと余裕がなくて、ストレスから体をないがしろにしていませんか?
栄養バランスも悪かったりすると体重も増えたり、便秘気味になってしまい、薬に頼らないと困る方もいるのではないでしょうか。
麹はコンビニでも手軽に手に入るので、その麹を使って腸内環境を整えることで、体が整いダイエット効果も生まれます。
日本古来の麹についてもっと詳しく知ることで、体を見直してみましょう。
麹(こうじ)の効果を再確認!
「麹」というとあまりなじみがない方もいると思いますが、米麹や豆麹などは、味噌や醤油、酒などで毎日食しているものもそれです。
日本人にとって、麹は非常に身近な存在で、麹には酵素がたっぷり含まれているのが一番の特徴です。
しかも麹の酵素はでんぷん、たんぱく質、脂肪などを分解する力が強いということです。
人間の体内に麹の酵素が取り入れられると、まず腸内において食べ物の消化がされやすくなり、麹を使った発酵食品に含まれる麹菌が作り出す酵素「アミラーゼ」は、でんぷんを分解することによってオリゴ糖を作り出し、腸内環境を整えてくれるからです。
腸内環境の善し悪しは、腸内細菌のバランスが整っているかどうかで決まり、善玉菌や悪玉菌、日和見菌などの調和が取れていれば良好ですが、腸内環境が悪化すると便秘になったり、痩せにくくなったりします。
腸の詰まりはダイエットの妨げになり、麹は腸内環境を良くする効果があるため、間接的にダイエットに役立つということになります。
麹・こうじ酵素とは?
麹とは主に蒸した米や麦に、特殊な菌が生えた状態のものをいいます。
特殊な菌は麹菌と呼ばれておりカビの一種で、チーズや醤油などの食品同様、体に害のない特殊なカビ・菌を利用した、古来から伝わる食べ物です。
酵素とは、人が生命を維持するために欠かせない栄養素のことを言い、もっともイメージしやすい酵素は「消化酵素」ではないでしょうか。
現在、約3,000種類もの酵素が発見されており、一つひとつ酵素の働きが異なり、この3,000種ある酵素の一つがこうじ酵素です。
塩麹に甘酒のダイエット効果は?
麹菌が含まれる塩麹や甘酒などを摂取すれば、すなわち「痩せる」というわけではありませんが、腸内環境が整い、便秘が解消されるなどして、身体の代謝がアップするなど総合的な健康効果の中で、痩せやすい体質が手に入ると思ったらいいと思います。
一時期、「塩麹きのこダイエット」が話題になりましたが、これは、きのこに含まれる痩せ効果を塩麹がより一層引き出してくれるところからきています。
<材料>
塩麹 150g エリンギ 1パック(100g)マイタケ 1パック(100g)
ブナシメジ(白) 1パック(100g)酒 大1(キノコと塩麹の重さの目安は2:1)
<作り方>
1、エリンギは食べやすい大きさにカットし、マイタケ、ブナシメジは石突をとってほぐしたらフライパンに入れ、酒を全体にふってまぶし火にかける。
2、ふたをして中火で4~5分ほど蒸し、ふたに水滴がつくくらいまで加熱する。
3、フライパンを火からおろして粗熱をとったら蒸し汁ごと密閉容器に移し、塩麹とよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で1晩寝かせたら出来上がり。
塩麹きのこダイエットのやり方
1、1食山盛り大さじ1~2を目安に
2、毎日取り続ける(毎日少しずつ食べ続けることが大切)。
とくに代謝が活発な朝とお昼がよい。
3、用とに合わせて具と汁を使い分ける
ごはんや麺に混ぜるなどかさ増しにする場合は、キノコを多めに。
刺身につけたり、漬け物の漬け汁など調味料とする場合は、汁を多めに。
まずは、3日を目標にはじめてみるといいそうです。
また、甘酒についても、米麹の腸内環境を整える効果は見込めるものの、麹がもつ独特の甘みで砂糖を入れずに飲むことができる点や、飲みごたえがあるところがダイエットに有効だといわれています。
忙しい方が日常的に麹を取り入れるには?
体をスッキリと生まれ変わらせてくれそうな麹を、忙しい方はどのように取り入れることができるのでしょうか。
麹は穀物を蒸し上げたものに、麹菌を付着、培養させたもので、米、麦、大豆、小麦などを原料とするものに多く含まれ、その麹を使った食品のうち、コンビニエンスストアなどで手軽に手に入れられるものをご紹介します。
コンビニで買える麹食品
飲み物
・甘酒(米麹)
・日本酒(米麹)
・焼酎(麦麹)
おかずやお弁当
・鯖の味噌煮(麹食品:味噌・みりん・日本酒)
・味噌炒め(麹食品:味噌)
・照り焼き(麹食品:醤油・みりん・日本酒)
その他
・味噌汁(麹食品:味噌)
・醤油ベースor味噌ベースのドレッシング(麹食品:醤油・味噌)
簡単に作ることができる麹メニュー7つ
忙しい方におすすめの麹メニューを7つご紹介します。
どれも簡単なので、自宅でぜひ作ってみてください。
① 甘酒豆乳(麹食品:甘酒)
甘酒と豆乳を混ぜてあたため、仕上げに生姜の搾り汁を加える。
② 甘酒スムージー(麹食品:甘酒)
小松菜などの葉物野菜、バナナなどお好みの野菜や果物のスムージーに、甘酒を加える。
③ 卵酒(麹食品:日本酒)
日本酒、砂糖、卵を混ぜ合わせてあたためる。
④ 野菜スティック 味噌マヨネーズ(麹食品:味噌)
きゅうり、セロリ、パプリカ、にんじん、大根などをスティック状に切り、味噌とマヨネーズを混ぜたソースでディップする。
お好みで、ごまやタバスコ、レモン汁などを加えても良いです。
⑤ 豚肉の味噌漬焼き(麹食品:味噌・みりん・料理酒)
味噌、みりん、料理酒と唐辛子を混ぜ、豚肉と一緒に漬けこんでから焼く。
⑥ きのこ汁(麹食品:味噌・醤油)
たっぷりのきのこを酒蒸しし、水を加えて煮た後、仕上げに味噌(または醤油)で調味する。
⑦ こんにゃくの田楽(麹食品:味噌・みりん・日本酒)
味噌、砂糖、みりん、日本酒を混ぜ、火にかけて「田楽みそ」を作り、ゆでたこんにゃくに乗せる。
これらのメニューなら、忙しい中でも手軽に麹に親しめ、ちょっとしたおかずやお酒のおつまみに取り入れて、麹の効果を享受し、痩せやすい体を手に入れましょう。
麹・こうじ酵素のダイエット効果とは?
麹・こうじ酵素のダイエット効果は、麹に含まれる豊富な「酵素」の力によりもたらされますが、酵素があると、体内に摂取された栄養素を効率的に消化・吸収できるよう分解する働きがあります。
具体的には、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、タンパク質分解酵素のプロテアーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼという酵素が豊富で、体内に蓄積されると太る原因となってしまう炭水化物、タンパク質、脂肪を効率的に分解しているため、ダイエットに効果があると言われています。
その他にも、食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれる働きもあり、健康的な体づくり、さらにはダイエットに有効な食べ物であることがわかります。
麹ダイエット・こうじ注意点
加熱温度に気をつける
麹に含まれる酵素は熱に弱く、48度以上で加熱されると死滅してしまいまうため、麹・こうじ酵素が含まれた料理を食べているつもりが、調理時に加熱してしまっており、本来の麹・こうじ酵素の力を得られないことがあります。
長期的に継続
麹・こうじ酵素ダイエットは基本的には食べるだけのダイエット方法で、それゆえ、ダイエットに爆発的な効果があるかと言われれば、答えは「ノー」となります。
こつこつと長期間続けることにより「太りにくい体作り」をしていくことこそ、麹・こうじ酵素ダイエットの本来のやり方であり目的です。
過剰に使いすぎている
麹・こうじ酵素ダイエットをしていたらお腹がゆるくなってしまった場合もありますが、これは麹に含まれる豊富な食物繊維に原因があると考えられます。
一般的に食物繊維はお通じをよくし、腸内環境を整える良い効果があることで有名ですが、過剰に摂取してしまうと反対に胃腸に負担を与えてしまい、お腹を壊す原因となってしまうので食べすぎには気をつけるといいです。
まとめ
いかがでしたか?
身近にある麹の素晴らしさに改めて気づきましたが、腸内環境を整える上ではなくてはならない調味料で、特にお味噌はお味噌汁の調味料としては、毎日飲まれる方が多いと思います。
腸は第二の心臓と言われるくらいなので、お味噌に限らずもっと色々取り入れたら、ダイエット効果が生まれそうですよね。
ただその効果が分かりづらいので、不安になるかも知れませんが、毎日コツコツと使い続けることで便秘解消したり体重が減ったりが効果の現れだと思います。
是非、この機会にたくさん取り入れてみてくださいね。
お問い合わせはこちら
ティファール 電気圧力鍋 ラクラ・クッカー コンパクト ホワイト CY3
ご飯がなんと8分、煮込み料理もスイッチオンでそのままほったらかしで出来てしまい
お料理時間が短縮されて、ダイエットにお役に立ちます!
ティファール ラクラ・クッカー コンパクト電気圧力鍋 CY3501JP
コメントを残す