オクラダイエットで痩せられるのか信じられませんよね!
私も初耳でしたが調べてみるとうなずけること満載なんですよ。
先ず、食物繊維が豊富であるのが大きくて、何と便秘効果もあるのでダイエット効果があるということなんですね。
それと、美容効果もあるなんて女性にとっては嬉しい食材ですよね。
そのオクラについて、詳しくお話しますので、最後までお読みくださいね。
オクラのダイエット効果
血糖値の急上昇を防ぐ
オクラの最大の特徴であるネバネバとした食感は、水溶性食物繊維のペクチンと、多糖類のムチンという成分によるものです。
このペクチンとムチンには、糖質の吸収を抑えて、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあるり、血糖値が急激に上がると糖質が脂肪として蓄積されやすくなるのを防ぐことでダイエット効果が期待できるのです。
糖や脂質の吸収を抑える
オクラのネバネバの正体、その主な成分は、食物繊維のひとつであるペクチンで、食物繊維には、水に溶ける水溶性のものと、水に溶けない不溶性のものがあり、オクラに含まれるペクチンは水溶性で、食べ物から摂取した糖や脂質などの吸収を抑える働きがあると言われています。
糖や脂質は、摂りすぎると中性脂肪となって体内に蓄えられてしまうため、水溶性食物繊維との食べ合わせだけではなく、摂る量も控えるよう意識しましょう。
むくみを防ぐ
オクラには、体内の余計な塩分や水分の排出を促すカリウムが豊富に含まれているため、むくみ解消してくれるので、体がむくむと体重が増えてしまいますが、オクラを食べることでそのむくみを防ぐことができます。
腸内環境を整える
腸内細菌には善玉菌・悪玉菌・日和見菌があり、健康的な腸内細菌は、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の割合が多く、そのほかの菌が少ない状態になります。
オクラに豊富に含まれる食物繊維は、便のかさを増し、排便をスムーズにする働きや、ビフィズス菌など善玉菌のエサになり、腸内の善玉菌の割合を増やし、腸内環境を整える働きを持っています。
しかし、便秘などが原因で悪玉菌が増えてしまうことで、腸内細菌の状態は、肥満と密接に関わっていることがわかっているため、腸内環境を整えるのは大切です。
オクラのダイエット効果を活かす食べ方
食前に3~5本のオクラを食べる
オクラダイエットのやり方は非常に簡単で、いつもの食事にオクラを3~5本プラスするだけです。
ただし、ダイエット効果を活かすためには、オクラを食べるタイミングには注意が必要で、オクラを食前(食事の一番始め)に食べ、こうすることでオクラに含まれるペクチンとムチンが、その後に摂る糖質の吸収を抑えてくれます。
茹でる時間は短めに
オクラは生でも食べられる食材ですから、茹ですぎは禁物で、長時間茹でると食感が損なわれるだけでなく、ネバネバ成分がお湯に溶け出してしまうため、オクラのおいしさとダイエット効果の両方をキープするために、生でも食べられるので、1分前後で軽く茹でる程度にしましょう。
オクラのネバネバって何?
夏になると旬になるオクラの食材に含まれるネバネバ成分は、主に水溶性食物繊維(多糖類)や糖とたんぱく質が結びついた糖たんぱく質で、水溶性食物繊維は水に溶けるとヌルヌルとしますよね。
そのオクラといえば、特徴的なのがあのネバネバですが、あのネバネバの正体はムチンと呼ばれる成分で、このムチンは、糖を多量に含む、いわゆる糖タンパク質の混合物です。
様々な動植物が持っているポピュラーな物質でもあるんですが、私たちの細胞もムチンによって潤滑・保護されているんです。
それどころか、口の中や、胃腸などの消化器官、鼻腔や目に至るまで、動物がもつ粘液にはほぼムチンが含まれるそうで、食べ物だとネバネバの筆頭・納豆をはじめ、山芋里芋やレンコン、海藻などにも含まれているんです。
ぬるぬるのウナギの表面にもムチンが分泌されているので、だからあんなに滑ってしまうんです。
つまりムチンは、私たちの体の中で欠かせない成分で、オクラを食べてムチンを摂るということは、内臓の粘膜や肝臓、胃腸の保護につながるんです。
また、タンパク質分解酵素も含まれるので、効率よくタンパク質を吸収でき、疲労回復・夏バテ防止に一役買ってくれるのです。
オクラは実は多年草
オクラは7〜9月に収穫出来ますが、熱帯地域では多年草として育てられ、低温には弱く、10度以下の生育環境下では生育不良を起こすため、日本での栽培では冬の寒さに対応できず1年草として扱われています。
食物繊維のペクチンが胃を整える
オクラといえば、ネバネバした食感が特徴ですが、このネバネバを作るのに効果的な働きをするのが、水溶性食物繊維のペクチンで、そのペクチンにたんぱく質と糖が結合することで生まれるんです。
オクラは、野菜としては珍しくたんぱく質が豊富で、糖質も含まれいて、それらがペクチンと結びつくことで、あのネバネバが作られるんです。
さらに、ペクチンですが、オクラには100gあたり約1.4gのペクチンを含む水溶性食物繊維が含まれ、これは、ペクチンが豊富といわれるリンゴの約3倍で、胃の粘膜を保護し、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える作用があります。
そのため、免疫機能がアップすることに加えて、夏の弱った胃腸を整え、食欲を改善する効果も期待できるんです。
夏は暑さで食欲が落ちるだけでなく、冷たい物を食べる機会も多くなるので、胃腸の働きが弱まりがちで、オクラを食べることは、胃腸の働きを助ける意味でも効果的といえるんです。
ペクチンには、血中コレステロール値を下げる働きがあり、血糖値が気になる人は積極的にとるといいです。
紫外線によるダメージをフォロー
夏に気になると気になるのが、紫外線の強さですが、紫外線の量は違いますが一年中浴びているんですよね。
そのオクラには、紫外線でダメージを受けた肌に作用するβ-カロテンも含まれ、体内でビタミンAに変換して、目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きをして、抗酸化作用も高いので、紫外線によるダメージから皮膚や目を守ってくれる効果も望めます。
β-カロテンは、油といっしょにとることで吸収率がアップするため、オクラを素揚げにしたり、豚バラ肉などで巻いて食べたりするのもおすすめです。
このほか、オクラにはビタミンB1やカリウムも豊富に含まれており、紫外線を浴びると体内で活性酸素が生成され、疲れを感じやすく、ビタミンB1は疲労改善効果が期待できるので、疲れにくい体を作るためにも積極的にとりたいですね。
一方、カリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあり、塩分や水分のとりすぎによるむくみの改善や、血圧の上昇を抑えるためにも摂取するといい成分です。
おいしいオクラは小ぶりで角が張っていない物
切ったときの断面が星型になることから、料理のちょっとした飾りつけにも役立つオクラなので、大きくて立派な物を選びがちですが、実は小ぶりな物のほうが、やわらかくておいしいです。
角が張っていて立派なオクラは、切ったときの見た目はいいものの、皮が硬くて食べにくいため、なるべく小さくて角が張っていない物を選ぶのがおすすめ、見た目としては、色はきれいなグリーンで、表面の産毛が均一な物がいいです。
汁物や炒め物などさまざまな料理に活躍するオクラですが、日持ちしにくいのが難点ですが、一度に使いきれない場合気をつけなければいけないのは、低温と乾燥です。
すぐに使わない場合は、網のままキッチンペーパーに包み、さらにポリ袋に入れて野菜室で保管するか、冷凍保存をおすすめします。
洗ってから生のまま、切らずにそのままか、細かく切ったり、硬めに塩茹でして、ラップに包んで冷凍すれば、1ヵ月程度は保存可能です。
まとめ
オクラは夏の食材ですが、今では一年中スーパーでは売られていますが、改めてオクラの素晴らしさを知ったわけですが、一番驚いたことが多年草だということです。
私も育てたことがありますが、育つと茎が太くなり、日本では1年草ですが、温かい地方では、多年草だということに納得しました。
そして、食物繊維が豊富だということで便秘解消してくれそうなのでダイエットに限らず、1年中食べて欲しいと思いますが、季節外れだと少々高いのが難点でもあり、でもダイエットしたい方は食物繊維が多いので是非メニューに入れていただくのをオススメします。
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