生野菜だとダイレクトに栄養が穫れるから、温野菜はダイエットには不向きだと思ってないでしょうか?
確かに茹でたり、蒸したり、炒めたり、焼いたりすると栄養価は落ちますが生よりも甘さと美味しさが増えるので温野菜はとってもオススメなんです。
それに生では美味しくない野菜もありますから、温野菜にするとどれでも一緒に食べられるし、ダイエット効果もあるんですよ!
生よりも火を通すことで量が沢山食べられ、生では体を冷やしますが温野菜は体を温めてくれるため、便秘も解消してくれるのがありがたいですよね。
そんな温野菜について詳しく説明していきますので、最後までお読みくださいね。
温野菜とは
茹でる、蒸すといったイメージが強いですが、焼く、煮る、炒める、茹でる、蒸すなど加熱調理された野菜全般のことをいい、加熱することで甘みや色鮮やかさが増し、野菜本来の味を楽しむことができます。
健康のためには1日350g以上の野菜が必要とされていますが、温野菜にすることでカサが減るので手軽に摂取することができます。
⬇の画像が350gになります。
また、野菜を加熱することで体を冷やさないのもメリットで、温野菜を食卓に取り入れることは、健康や美容・ダイエットにも効果的です。
温野菜のダイエット効果
温野菜には様々なメリットがありますが、中でも嬉しいのがダイエット効果で、野菜は低カロリーでダイエット向きの食材ですが、温野菜ならではの効果があります。
基礎代謝が期待できる
温野菜を積極的に摂ることで、ダイエットには欠かせない基礎代謝アップを期待でき、冷たいままの野菜を食べると、当然体は冷え、それに伴って内臓の機能も低下して代謝が下がる結果になります。
代謝が下がれば、脂肪が燃焼されにくく、運動をしてもなかなか痩せにくい状況を作ってしまうため、温野菜を食べると体温が上昇し、代謝アップの手助けをしてくれます。
代謝が上がれば消費カロリーも上昇し、体温が1度上がると代謝が13%アップすると言われているので、痩せやすい体質に導いてくれます。
便秘の手助け
普段から便秘がちの女性は多いですが、ダイエットのために食事制限をすると、さらに便秘になりやすい状態になるため、お腹がポッコリしたり、代謝が悪くなって太りやすくなるというデメリットがあります。
便秘を解消して腸内環境が整うことで、余分な老廃物を排出してお腹も凹んで、サイズを気にしない洋服を着こなすことができます。
便秘解消に役立つ食物繊維が豊富
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、それぞれ違った形で便秘へのアプローチを期待できます。
水溶性食物繊維は、便自体を柔らかくして出しやすくする効果があり、不溶性食物繊維は、便自体のかさを増して腸を刺激することで、動きを活発にしてくれます。
血糖値の急上昇を抑える
温野菜をたくさん食べることで、食後の血糖値が急激に上昇するのを防ぐ効果を見込めます。
体内で血糖値が上がると、それを下げようとしてインスリンの分泌が盛んになり、インスリンには脂肪の分解を抑える働きがあるので、脂肪が蓄積されやすくなるため、温野菜によって血糖値の上昇を抑えれば、インスリンの分泌量も減り脂肪がつきにくい状態になります。
体内で起こっている血糖値の上昇は実感としてとらえることが難しいので、ついつい甘くておいしいものをたくさん食べてしまう傾向があるため、意識的に温野菜を食べて、脂肪の蓄積を防ぎましょう。
低カロリーなのに満腹感を得られる
ダイエットに必要なのはカロリー管理で、ダイエット中に高カロリーの食べ物はご法度ですが、その点温野菜は低カロリーなので安心。
食べる量が多いと太るというイメージがあるので、ダイエット中は食事の量を制限する人も多いでしょうが、温野菜は低カロリーで食物繊維も多く、むしろ沢山食べた方がダイエット効果を期待できますし、温野菜にすることで量が減るので、無意識のうちに沢山食べられます。
また、加熱によって水分が飛び、野菜のうまみ成分が凝縮されて甘味が増し、食べやすくなるのも嬉しい点で、美味しければ沢山食べることができるので、ダイエット中の空腹感も満たされます。
温野菜ダイエットのやり方
温野菜でダイエットするなら、野菜は茹でるよりも電子レンジで温めるのが効果的です。
- 野菜を洗って下処理します。
- 耐熱皿や耐熱ボウルにのせて、ラップをかけます。
- 電子レンジに入れて、600Wで6分ほど蒸したらでき上がりです。
味付けはどうすればいい?
温野菜でストレスのないダイエットを実現するには、味付けが肝心になりますが、様々なバリエーションを試すことで、飽きることなく継続できるでしょう。
① 塩・こしょう
意外と癖になるのが、塩・こしょうのみのシンプルな味付けで、野菜本来の味を活かすことができます。
② ドレッシング
野菜が苦手な方でも、ドレッシングをかけることで沢山食べられ、ダイエット中でも、ドレッシングの種類や量に気をつければ大丈夫です。
市販のドレッシングは種類が豊富ですが、購入する際には成分表でカロリーをチェックし、最近ではノンカロリータイプの種類も多いですが、オイルがカットされているとはいえ低カロリーとは限らないので、必ず成分表を見て確認しましょう。
かける量にも要注意で、温野菜がドレッシングの味になってしまわないように、できる限り少量を心がけます。
もちろん手作りのドレッシングなら添加物が少ないので安心して食べられますよね。
オイルと塩、レモンだけでもあっさり味のドレッシングや、お好みでニンニクのすりおろしや醤油を加えてオリジナルのドレッシングでチャレンジしてみましょう。
ダイエットにはオリーブオイル!
温野菜におすすめの味付けが、ダイエットをサポートしてくれるオリーブオイルがオススメです。
オリーブオイルに含まれている「オレイン酸」には、脂肪燃焼作用やコレステロールを除去する効果あり、腹持ちが良くなるので、少量で満腹感を得ることもできます。
オレイン酸は一価不飽和脂肪酸に分類されます。
不飽和脂肪酸には、コレステロールを減らす作用があるのですが、酸化しやすいという欠点がありますが、オレイン酸は不飽和脂肪酸の中では安定した脂肪酸で、「悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減少させない」働きがあるため、動脈硬化にともなう心筋梗塞・脳梗塞・高血圧など、生活習慣病の予防に役立つといわれています。
さらに、オレイン酸は皮膚を柔らかくする効果があり、気になる角質のゴワツキ、乾燥による小じわなどを抑制・改善することができるため、美肌づくりにもうれしい効果が期待できます。
さらに、オリーブオイルは体内で潤滑油のような働きをするため、便秘解消にも効果を発揮してくれ、オリーブオイル×ハーブソルトの組み合わせがよく合います。
温野菜のメリットとデメリット
温野菜のメリット
温野菜には以下のようなメリットがあります。
① 消化が良い
野菜を加熱することで、食物繊維が柔らかくなり、消化しやすくなります。
② 栄養素が豊富
野菜を加熱することで、一部の栄養素は破壊されますが、他の栄養素はより吸収しやすくなり、加熱することで、カロチンやビタミンCの量が増えることがあります。
③ 体を温める効果
温野菜を摂取することで、体が温まり、血流が良くなるため、身体の冷えを防ぐことができます。
④ 味がしっかりと染みる
加熱することで、野菜に含まれる旨味成分が出て、味がより濃厚になります。
⑤ 食材の変化を楽しめる
温野菜は、素材の味や食感を活かしつつ、調理方法や調味料を変えることで、毎回違った味わいを楽しむことができます。
温野菜のデメリット
温野菜には以下のようなデメリットがあります。
① 栄養素の一部が失われる
野菜を加熱することで、栄養素が一部失われる可能性がありますが、特に、ビタミンCは加熱によって壊れやすく、野菜に含まれるビタミンC量が減少することがあります。
② 調理方法によっては、カロリーが増える
温野菜を調理する際に、バターや油を多く使ったり、砂糖や塩を多く加えたりすると、カロリーが増えます。
③ 食材の選び方によっては、添加物が含まれる
温野菜を調理する際に、加工品や調味料を使用する場合があり、この場合、添加物が含まれる可能性があるため、食材の選び方に注意が必要です。
④ 調理時間がかかる
温野菜を作る場合、野菜の加熱時間が必要であり、調理時間がかかる場合があります。
⑤ 保存がしにくい
温野菜は加熱しているため、保存がしにくく、すぐに傷んでしまう可能性があるため、保存方法には気をつけましょう。
電子レンジ加熱と鍋で茹でるのとの違い
一般的に、野菜を加熱する方法によって栄養素が変化する場合があります。
電子レンジ加熱と鍋で茹でる場合、以下のような違いがあります。
電子レンジ加熱
電子レンジ加熱は、食品を電磁波で加熱する方法で、一般的には比較的短時間で加熱することがでので、鍋で茹でたり、オーブンで焼いたりするよりも簡単で、調理時間が短く済みます。
また、水を必要としないため、野菜の栄養素が水に溶け出すことがなく、水溶性の栄養素の損失が少ない場合があります。
ただし、電子レンジ加熱による欠点もあり、例えば、電子レンジで加熱する際には、食品が一定の湿気を持っていることが必要で、加熱後にかさが減ることがあるため、量には気をつけるといいです。
また、加熱中に野菜が密封されると、圧力が高まり、野菜が破裂する場合があるため、加熱時間や袋の開け方に注意が必要です。
鍋で茹でる
鍋で野菜を茹でる場合、野菜を水に浸して加熱する方法ですが、鍋で茹でることで、野菜の水分によって加熱され、栄養素が水に溶け出し、茹で汁に栄養素が残る場合があります。
一方で、鍋で茹でる方法には、野菜の栄養素が損失するという欠点があります。
特に、水溶性のビタミンやミネラルは、野菜から水に溶け出し、茹で汁に栄養素が流れる場合があるため、茹で汁を捨てると、栄養素が捨てられることになります。
ただし、茹で汁を使ってスープや煮物などにすることで、栄養素を有効に利用することができます。
また、鍋で野菜を茹でる場合は、調理時間に注意が必要で、野菜を長時間茹でると、栄養素が損失するだけでなく、野菜の味や食感も変わってしまいます。
野菜の種類や大きさによって、適切な調理時間が異なるため、調理時間についてはレシピや料理書を参考にすることをおすすめします。
温野菜ダイエットの注意点
温野菜がダイエットに効果的とはいえ、ただ食べるだけでは効率の良いダイエットとは言えません。
確実に効果を発揮するためには、いくつか注意点があります。
温野菜のみのダイエットは逆効果
早く痩せたい気持ちから、全ての食事を温野菜にする方もいますが、これは逆効果で、野菜だけでは、栄養のバランスが悪くなります。
温野菜ダイエットをやる場合、食事を置き換えるのは1食までにとどめ、2食以上を置き換えると、栄養のバランスが悪くなってしまいます。
一時的にはぐっと体重が落ちても、筋肉のもとになるタンパク質が不足するため、リバウンドしやすくなってしまい、リバウンドをしないために、無理な置き換えはやめましょう。
ダイエットを成功に導くのは、バランスの良い食事で体を整えて、太りにくい体質を作るのが1番のポイントで、無理をするとストレスがたまり、やけ食いやリバウンドにつながる危険もあります。
温野菜は1番最初に食べる
温野菜に置き変える方法がストレスになる場合は、通常の食事に温野菜をプラスするだけでもダイエットの効果を期待できます。
ただし、食べる順番には気をつける必要がありますが、温野菜は、温かいうちに食べることで体温が上昇するため、カロリーの低い温野菜で満腹感を得られれば、食べ過ぎてカロリー過多になる心配も少ないです。
温野菜のダイエット効果を無駄にしないようにするためにも、最初に食べるように意識してください。
ちなみに、温野菜とはいえ糖質の高いじゃがいもやかぼちゃはカロリーも高めなため、食べ過ぎないように気をつけましょう。
まとめ
私が温野菜を意識して食べ始めたのは6月に太りはじめて、そのきっかけとして白湯を飲みながら温野菜をメインに食べるようになったんです。
かれこれ10年前後は過ぎていると思うんですが、そのお陰でリバウンドすることもなく体重を維持し、栄養的にどうかは分かりませんが、始めたころよりも元気に暮らしているので問題なと思います。
一年中ほぼ温野菜にすることで体を冷やさないようにして、夏は少しは物によっては生のまま食べることがありますが、基本温野菜を食べるようにしています。
ダイエット中は特に内臓が冷えていることが大きいと思うので、痩せるまでは温野菜を食べるようにすることで効果が出るかもしれませんよ。
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