ダイエット中でも罪悪感なく楽しめる、信じられないほど美味しい発酵あんこについて紹介します。発酵あんこをデザート代わりに食べたのですが、想像以上に甘く、砂糖不使用でも十分に美味しいことに驚きました。これほど美味しいと、以前のぼたもちのレシピには戻れません。
本当に、この発酵あんこはダイエット中の新たなお供になるに違いありません。ダイエットに適した発酵あんこの詳細を、以下で詳しく解説します。ぜひ参考にして、罪悪感なく美味しいお菓子を楽しんでください。
発酵あんことは
“発酵あんこ”は、小豆と米麹から作られる一種の甘い豆のペーストです。小豆と米麹を一緒に発酵させて、ユニークで豊かな風味を作り出します。
栄養面では、小豆はタンパク質、特に必須アミノ酸が豊富です。小豆の約22%は高品質なタンパク質です。アミノ酸スコアは82と高く、高い栄養価を示しています。
また、小豆は食物繊維が豊富で、腸の健康を改善し、便秘を防ぐのに役立ちます。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでおり、デトックス、大腸がんの予防、血糖値のコントロール、コレステロールの低下、動脈硬化の予防に役立ちます。
さらに、小豆にはビタミンB1とB2が含まれています。ビタミンB1は糖の代謝を助け、エネルギーを作り出すのに役立ちます。一方、ビタミンB2は脂質と炭水化物の代謝に必要な栄養素です。小豆100g中には0.45mgのビタミンB1と0.16mgのビタミンB2が含まれています。
一方、米麹は栄養成分の消化・吸収を促進します。オリゴ糖と乳酸菌を含み、様々な種類のビタミンを生成します。麹にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなどの酵素が含まれており、これらはすべて人体に有益な効果を持ちます。
また、米麹から作られる甘酒の利点については、それが栄養の宝庫であるとされています。消化と吸収を助け、胃に優しく、腸内環境を改善し便秘を防ぐのに役立ちます。また、血行と代謝を促進し、肌の健康に特に優れた効果があります。
さらに、ダイエットを支援し、抗酸化作用があります。また、赤ちゃんにも甘酒は良いとされています。離乳食としての甘酒の与え方や、便秘改善に役立つとされています。
ダイエット中にお菓子を食べる方法として酵素あんこを進める理由
ダイエット中に酵素あんこ(または発酵あんこ)を進める理由はいくつかあります。
低カロリー
自然に引き出すため砂糖の量を減らすことができます。これにより、カロリーを抑えることができます。
満腹感
発酵あんこは小豆と米麹から作られ、両方とも食物繊維が豊富です。食物繊維は消化に時間がかかり、満腹感を長持ちさせることができます。これは、ダイエット中に過食を防ぐのに役立ちます。
栄養価
発酵あんこはビタミン、ミネラル、必須アミノ酸など、体にとって重要な栄養素を提供します。これは、カロリー制限を行っていると栄養不足になりやすいダイエット中に特に重要です。
健康的な腸内環境
発酵あんこに含まれる乳酸菌と食物繊維は、腸内環境を改善し、消化を助けます。健康的な腸内環境は、体重管理に役立つと言われています。
食事の置き換え
発酵あんこは、小腹が空いた時や甘いものが欲しい時の健康的なスナックとして食べることができます。また、朝食や昼食の一部を置き換えることも可能です。
美肌効果
発酵あんこに含まれるビタミンB群は肌の健康に寄与し、美肌効果が期待できます。これは、特にダイエットによる栄養不足で肌の調子が悪くなることを防ぐのに役立ちます。
以上のような理由から、ダイエット中に発酵あんこを食べることはおすすめです。ただし、全ての人が同じように反応するわけではないので、自分の体調やダイエット中に酵素あんこ(または発酵あんこ)を進める理由はいくつかあります。
発酵あんこの栄養素
発酵あんこは、小豆と麹菌が混ざった日本の伝統的な食品で、特に発酵食品として知られています。小豆と麹の両方には多くの栄養素が含まれています。
小豆の栄養素
小豆自体は以下のような栄養素が豊富です。
タンパク質
小豆は非常に高いタンパク質源であり、筋肉の修復と成長に必要なアミノ酸を提供します。
食物繊維
小豆は食物繊維も豊富であり、消化を助け、血糖値を安定させ、満腹感を提供します。
ミネラル
小豆には鉄、カリウム、マグネシウムなどの重要なミネラルが含まれています。これらは身体の各種機能をサポートします。
ビタミン
小豆にはビタミンB群が豊富に含まれており、エネルギー代謝に関与しています。
麹菌
麹菌(アスペルギルス・オリゼ)は米や豆を発酵させることで知られ、以下のような栄養価があります。
酵素
麹菌は数多くの酵素を生産します。これらの酵素は、タンパク質をアミノ酸に分解したり、炭水化物を糖に分解したりするのを助けます。これは消化を助け、栄養素の吸収を改善します。
プロバイオティクス
麹菌はプロバイオティクス(健康に良い微生物)の一種で、消化系の健康を支えます。
小豆と米麹の健康効果
以下に小豆と米麹の健康効果について調査した結果をまとめます
小豆
タンパク質
小豆の約22%は高品質のタンパク質で、必須アミノ酸を含んでいます。このタンパク質は免疫系の機能を助け、エネルギー源ともなります。小豆は大豆と比較してタンパク質の量は少ないですが、アミノ酸スコアは82と高く、栄養価が高い食材であるといえます。
食物繊維
小豆は食物繊維が豊富で、健康な腸内環境を維持し、善玉菌の活動を活発にするために欠かせません。これらの豆には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が良いバランスで含まれています。
食物繊維は便秘の解消、大腸がんの予防、血糖値の急上昇を防ぐ、コレステロール値を下げる、動脈硬化の予防などに役立ちます。
ビタミンB1とB2
小豆にはビタミンB1とB2がたくさん含まれています。ビタミンB1は糖の代謝を助けてエネルギーを作り出し、小豆100g中に0.45mg含まれています。
一方、ビタミンB2は脂質と糖質の代謝に欠かせない栄養素で、小豆100g中に0.16mg含まれています。ビタミンB2はまた、皮膚や髪の成長も促します。ビタミンB2が不足すると、皮膚や粘膜が敏感になり、口内炎、口角炎、舌炎、肌の荒れ、皮膚炎などの問題が起こりやすくなります。
小豆の基本的な100gあたりの栄養成分は次の通りです。
栄養素 | 量 |
カロリー | 128 kcal |
タンパク質 | 7.5 g |
脂質 | <1 g |
炭水化物 | 25 g |
食物繊維 | 7.3 g |
葉酸 | 1日の推奨量の30% |
マンガン | 1日の推奨量の29% |
リン | 1日の推奨量の17% |
カリウム | 1日の推奨量の15% |
銅 | 1日の推奨量の15% |
マグネシウム | 1日の推奨量の13% |
亜鉛 | 1日の推奨量の12% |
鉄 | 1日の推奨量の11% |
チアミン(ビタミンB1) | 1日の推奨量の8% |
ビタミンB6 | 1日の推奨量の5% |
リボフラビン(ビタミンB2) | 1日の推奨量の4% |
ナイアシン(ビタミンB3) | 1日の推奨量の4% |
パントテン酸 | 1日の推奨量の4% |
セレニウム | 1日の推奨量の2% |
米麹
酵素
米麹に含まれるアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなどの酵素は、栄養素の消化・吸収を促進します。これらの酵素は人体に有益なさまざまな効果を持っています。
オリゴ糖と乳酸菌
米麹はさまざまなビタミンを生成し、オリゴ糖と乳酸菌も含んでいます。これらは健康な腸内環境を維持するのに役立ちます。
米麹の基本的な100gあたりの栄養成分は次の通りです。
栄養成分 | 量 (100gあたり) |
カロリー | 398 kcal |
総脂質 | 0g |
飽和脂肪酸 | 0g |
トランス脂肪酸 | 0g |
コレステロール | 0mg |
ナトリウム | 0mg |
総炭水化物 | 87g |
食物繊維 | 0g |
総糖質 | 0g |
タンパク質 | 7g |
酵素あんこ(小豆麹)の作り方
茹でた時に出る泡状のサポニンは抗酸化成分。この成分は煮汁の中に容易に溶け出すので、茹でこぼすとと50%くらい失います。
そのため、最高の抗酸化成分が入っているので、茹で汁は捨てずに作ります。
炊飯器で作る場合
【材料】(共通)
- 小豆:150g
- 1回目水:300g
- 2回目の水150g
- 米麹:150g
- 塩:お好みで
【作り方】
- 炊飯器に小豆と300gの水を入れて炊飯します。
- 炊きあがったらもう一度炊飯します。
- 炊きあがったら麹と2回目の水150gを入れてもったりするまで混ぜます。この時水分が少なかったら足してください。お好みで塩を入れると甘みが増します。
- 蓋をせずに濡れ布巾をかぶせて8時間保温します。(季節によって時間が異なります。)
- その間に数回かき混ぜてください。
電気圧力鍋で作る場合
【材料】上記とおなじです。
【作り方】
- 炊飯器に小豆と300gの水を入れて逆さにした蒸し台を上にのせ、ふたをしめます。
- 圧力調理を選択して30分を設定し、調理をスタートします。
- 炊きあがったら麹と2回目の水150gを入れてもったりするまで混ぜます。この時水分が少なかったら足してください。お好みで塩を入れると甘みが増します。
- 蓋をせずに濡れ布巾をかぶせて8時間保温します。(季節によって時間が異なります。)
- その間に数回かき混ぜてください。
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ご飯がなんと8分、煮込み料理もスイッチオンでそのままほったらかしで出来、
お料理時間が短縮されて、ダイエットにお役に立ちます!
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まとめ
いかがでしたか?
発酵あんこを2回電気圧力鍋で作りましたが。まだ慣れてないため、1回目は小豆が硬かったですが、今回は成功しました。
2回目に塩を追加してみたら甘さが引き立ち、30分と言う短い時間であんこが作れるって驚異的です。鍋で作ると見ていないと焦げ付かせてしまうことがありますが、これだったら炊飯器も含めて焦がす心配がないのがありがたいですよね。
しかもそれぞれ時短なのでスイッチオンすれば手軽に出来るのがオススメです。
あんこと言えば砂糖を沢山使うので敬遠しがちですが、米麹のお陰で砂糖入らずなのがスゴイですよね。ダイエット中に甘いお菓子は糖質が多いので食べたくても我慢しなければならないですが、これだったら罪悪感なくて食べられます。
栄養価もあるので小豆はタンパク質が豊富なのでそこも嬉しいですよね。あんこ好きなら是非一度作って見る価値はあると思います。
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